SFC修行1-3 クアラルンプール空港滞在

目次

【最終更新日】2020.12.21
【初回投稿日】2017.02.01

クアラルンプール宿泊

私は単に飛行機に乗りに来たので、マレーシアに入国する気はありません。よって、制限エリア(出国エリア)にある「Sama Sama Express KLIA」というトランジットホテルで宿泊をしました。

トランジットホテルでは、次に乗る飛行機の搭乗券を提示することになっているので、まずは乗り継ぎカウンターを目指しました。乗り継ぎカウンターには、ANAの表記はあるもののマレーシア航空の担当者しかおらず、ANAの搭乗券を発券してもらえる雰囲気ではなかったので、あきらめてホテルへ。

ANAの場合、パスポート番号等を事前に登録しておけば、24時間前に自動でオンラインチェックインが行われ、メールでモバイル搭乗券が送られてきますので、ホテルのフロントにそれを見せれば問題ないのですが、やはり紙の搭乗券がほしいんですよね……。とりあえずこの日はホテルに入って、翌日もう一度乗り継ぎカウンターに行くことにしました。

ホテルのフロントは中国人でごった返しており、30分ほどかかってようやく部屋へ。私は事前に予約してあったので、印刷した予約確認メールとパスポート、搭乗券を見せただけでした。一体、前の中国人たちは何に時間がかかっていたのでしょうか。

ホテルのベッド

ホテルの部屋は広く、ベッドはダブルベッドでした。部屋にはコンセントが数か所あり、全てユニバーサルタイプ。日本のコンセントも(電圧に問題がなければ)そのまま挿すことができました。

このホテルは、チェックインから6時間または12時間、1時間あたり約1,000円で使うことができます。今回は12時間プランを選択し、23時半にチェックインしたので、チェックアウトは翌日11時半、料金は12,000円でした(日本で予約したのでマレーシアリンギット(MYR)でいくらなのかは分かりません)。

夕食

機内で夕食は出ましたが、苦い種を避けて食べたので、お腹が空いていました。そこで、ホテルを出て、最初に目に入ったバーガーキングで夕食を取ることにしました。

事前に「東南アジアの通貨は日本で両替するよりも現地の方がレートがいい」と聞いていたので、海外対応のキャッシュカードを使ってATMで現金を下ろそうとしたのですが、0時を超えると全てのATMが運用を停止してしまい、現金を手にすることができませんでした。

「まあカードで払えばいいか」とバーガーキングに向かうと、「Sorry, we don’t accept credit cards now.」と書いてありました。よく見ると銀行窓口はやっているようなので、手持ちの5,000円札を177 MYRに両替し、再びバーガーキングへ。

やっと夕食が食べられると思ったのに、男性店員から「We’re checking registrar machines now. Please come back at 1 a.m.」と言われてしまいました。看板には「24H」と書いてあるんですが、この辺りは海外特有のテキトーさが表れていました。

台湾牛肉ラーメン

揚げ餃子、チキンナゲット

仕方がないので、近くにあった台湾料理店で台湾牛肉ラーメンと揚げ餃子、チキンナゲットを注文。ラーメンが最初に提供されましたが──不味い。写真と全然違いました。揚げ餃子とチキンナゲットはおいしかったです。まあ、この手の類はあまり失敗がないですから。

あまり満足できませんでしたが、下の階にある売店でアイスとオレンジジュースを買ってホテルの部屋に帰り、この日は寝ました。

バーガーキング再び

シャワー

チェックアウトが11時半なので、朝10時くらいに起きてシャワーを浴びました。シャワーは「蓮コラ」みたいなブツブツが飛び出しているタイプで、気持ちが悪かったです。

お昼は行くことができなかったバーガーキング。この日は前日のようにクレジットカードが使えない旨の看板は出ておらず、前に並んでいた西洋人もクレジットカードで支払っていました。

チーズバーガーセットで、ドリンクはファンタオレンジを注文しました。これで約30MYRでしたので、あまり日本と物価は変わりません。町は物価が安いようですが、空港内はこんなもんですね。ちなみに、クレジットカードではなく現金で支払いました。せっかく両替したんですし。

「Eat here or take out?」と聞かれたので「I’ll eat here.」と答えたのですが、持ち帰り用の紙袋に入れられて渡されました。このままテーブルに行って食べるのも恥ずかしいので、乗り継ぎカウンターを見てから近くのベンチで食べることにしました。

乗り継ぎカウンター

表示こそ日本語だが、スタッフは現地人のため、英語での会話が必要

カウンターには前日はなかったANAの立て看板がありました。係員にEチケット控えとパスポートを渡したところ、「You’ve already checked in!」と言われました。前述のとおり24時間前に自動チェックインが行われ、モバイル搭乗券が送られてきているので、当然の反応だと思います。「Yes, I have a mobile boarding pass but I want the paper one for collection because I like airplane!」と言ったらニヤニヤしながら印刷を開始してくれました。

しかし、係員が私のパスポートに日本の出国スタンプしかないことを不審に思ったようで、「Where were you from?」と聞いてきましたので、「Japan.」と答えると、「You came from Japan now, and you will go to Tokyo, Japan !?」と返してきました。

「As I have said, I like airplane……」と途中まで言ったところで察してくれたのか、それ以上は何も聞かれず搭乗券をくれました。どんな地紋の搭乗券がもらえるのかと楽しみにしていたのですが、羽田のANAカウンターでもらえる搭乗券と同じく、白い搭乗券に「*A STAR ALLIANCE」と書かれているだけのものでした。

再びバーガーキングの話

事情説明と機械の故障で20分くらいかかってしまったので、私はある心配をしていました。それは先ほどのファンタオレンジの氷が溶け始めているのではないか、ということです。日本以外の国で作られた氷は、どんな水を使用しているか分からないので、噛むのを避けるべきなのはもちろん、溶ける前にドリンクを飲んでしまわないとお腹を壊す危険性があります。

近くのベンチに座って紙袋を開けると、なんとドリンクがファンタオレンジではなくコーラでした。そのことに驚いて、写真を撮ったりしていたら、氷が溶けていたら飲まないという考えはどこかに行ってしまい、結局すべて飲んでしまいました。とはいえ、お腹は壊していないので、結果オーライです。

日本語が溢れている

空港内を走るエアロトレイン(ターミナル間シャトルトレイン)の駅にて①

空港内を走るエアロトレイン(ターミナル間シャトルトレイン)の駅にて②

ほとんどの案内看板には、マレー語、英語、中国語の他に日本語が書かれており、全く不自由することはありませんでしたが、あまりマレーシアに来た気がしませんでした。

そんな日本語の看板を見ながら、搭乗口へと進みました。

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